6/12(日)に尾瀬国立公園 田代山の山開きへ行ってきました。
(山開きは、今年は11日(土)・12日(日)の2日間にかけて分散開催)
11(土)に南会津町に着き、おなじみの民宿離騒館に宿泊。
12(日)は朝から降ったりやんだりの雨、それでも早朝明るくなってくる頃には田代山へ向かう車が水引集落を通っていく音が例年通りに聞こえてきます。これは早く行かなくては!!
美味しい朝食をいただいたあと、山開きの受付(毎年絵柄が違う記念品を集めるのも楽しみのひとつ)に間に合うように!
標高およそ800mの水引集落を出発して車で約30分、標高1430mのところに猿倉登山口があります。一緒に登ろうと声をかけてくださって駐車場で待っていてくださった方とも無事に合流できて、いざハイキング(※登山口の辺りは携帯の電波が入りません)!
数年前の山開きの時に、晴天の山頂で本当に素晴らしい景色を見られた時があり、またあの景色に出会いたいと思い続けて毎年登っています。
でもそれから、山開きの季節は山頂は霧か小雨の時が実際には多く、だからこそ毎年通い続けているのかもしれません。また、山頂の台地の湿原が水を湛えているのも、この雨あってこそかもしれないとそんな風に思うようになりました。
晴れても雨が降っても、植物は豊かです。毎年山開きは決まった時期なのに、年によって季節のめぐりが少し違って、その時々いろいろな花の姿に出会えるのが楽しいです。
来年は一緒に登ってみませんか。
あいにくの雨。けれど、とてもよく整備されている道は安心して登れます。
降った雨が溜まって池塘の水面も広く、これもまた好い。
晴れていれば雪化粧の会津駒ケ岳を望むことができるこの季節、霧の木道から、足元の植物を楽しむ。
山頂湿原の木道は半時計まわりの一方通行。
木道をぐるっと半分ほど回った弘法大師堂(避難小屋)のあたりは、まだまだ雪が残っています。
山頂より100mくらい低い小田代のあたりで急に気温が下がったように感じました。山頂を回る頃には体も冷えてきていましたが、弘法大師堂で大師様を拝みながら休憩させていただき、少し温まりました。
地元の知り合いの方々ともひょっこりと出会うことができて、記念撮影。
そういえば、登山中に少し会話を交わした方も、去年の山開きでもすれ違っていたような気がします。山開きっていいですね。
雨の木道をまた半周。これを回り終わったら下りに入ってしまうのは、なんだか名残惜しいですね。
下りの景色で見る緑の美しさは、登りの時とはまた違った風情でなんとなく好き。
来年も6月の第2日曜日をお楽しみに。(いいだ)
この記事へのコメント